おはようございます。
暑さも今日は一段落らしいですね。
久しぶりに雨予報が出ております。。。
当社は、地主様等から直に不動産のご売却等の依頼をいただくことが多いのですが。
最近あった案件では。。。
年配の地主様がご所有の土地を売却したいとの依頼を受け。。。
物件の調査等から進めてまいりますと言うことで。
調査等しているうちに土地の一部を農業振興地域の除外~農地転用手続きなども
行わなければならないことが判明。。。
売買するまでに時間も掛かる事を説明し、設計事務所の方と一緒に売却に向けて
話を進めて行く事に了解をいただきました。。。
それまでに何度と無く、売主様と面会や電話で打ち合わせを続け、
また設計事務所の方もやはり同じく売主様とお会いしておりました。。
2週間ほど経った頃でしたか、設計事務所の方が売主様に連絡を入れたところ、
突如、売主様より
「あなた、誰・・・・・・・・??????」と
話も、チンプンカンプンになってしまっているとか。。。
すぐに、僕の所に連絡があり、僕も売主様に連絡をしてみた所、
やはり、、、、、チンプンカンプンで。。。
「えっ、土地のご売却は」との問い掛けには、
「あの土地は売らないよ。。。。」との一つ返事。。。
色々と問いかけるのですが、
「忘れちゃって、覚えていないな・・・・」との返事ばかり。。。
僕が誰かわかりますかの問いには、
「長谷川さんだったけ・・・・・」
断片的に覚えがあるような、無いような。。。
何を話しても、話が全く進展することが無く、電話を切りました。。。
つまり、売主様が急に痴呆が進んでしまったみたいでして。。
たまたま、売主様の親戚の方を知っていたものですから、お聞きしてみると、
「急にぼけっちゃったみたいだよ。。。」と。
こうなると、当然に無理にお話を進めるわけにもいかず、
仮に話を進めたとしても、売却時の売主様の司法書士さんの意思確認の際に
本人の意思確認がすることが出来ず、売買が成立しない事になってしまいます。
と言う事で、今回は設計事務所の方にもご迷惑をおかけ致しましたが、
話は無かったことにと言う事で終了。。。
つい最近も、同じようなお話がありました。。。
また、この前のお話では地主様の奥様よりお話がありまして
ご主人が介護施設に入所しており、結構なお金が掛かるので
ご主人所有の土地をご売却をしたいとの事でした。
ご主人の様態をお聞きすると、やはり痴呆が進んでしまっているとのお話で。。。
仮に色々な手続きを踏んで行けば、ご売却も不可能ではないのですが、
奥様のほうから、「面倒な事はしなくて良いです」とのことで、
今回は売却は諦めて、お金のほうは何とか工面しますとの事でした。
同業者や司法書士の方ともお話しするのですが、こういう案件が
結構増えているとの事を良く耳にします。。
また、ニュースで老人の交通事故の話も良く耳にしますものね。。。
所有者ご本人の痴呆が進むと、土地をご売却したくても売れないなどとの
現象が出てくることが多々あります。
もし、不動産を売却して老後資金にあてる予定の方等いらっしゃいましたら
早めの対応を取られておいたほうが良いかと思われます。
さあ、今日も1日、元気に仕事してまいりましょう。。
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